着圧ソックスの効果を最大限に引き出す使い方と注意点まとめ

着圧ソックスは今働く女性の定番アイテムのような存在です。
なんといっても、履いているだけでむくみを解消してくれる効果と
毎朝靴下の代わりに履くだけでいいという手軽さから人気がありますね!

着圧ソックスは足首からふくらはぎにかけて圧力がかかっているソックスのことです。
実は本来は着圧ソックスは、下肢静脈瘤や深部静脈血栓の予防などに
医療用として使われていたソックスだったのです。
そのため、結構が悪い人には持って来いの効果があるというわけですね。
その効果的な使い方と注意点についてまとめてみました!

着圧ソックスの効果を最大限に引き出す使い方とは?

着圧ソックスのパッケージなどをよく見ると、
mmHgという数値がかいてありますが、これは足に掛かる圧力の強さの違いです。

極弱圧・・・10-15mmHg
弱圧・・・15-20mmHg
中圧・・・20-30mmHg
強圧・・・30-40mmHg

もちろん、着圧の数値が大きいほど大きな圧力がかかるのでそれだけ
グイグイと血行を良くしてくれる気がしますが、それは間違いです。
自分の足のサイズに合っていない着圧ソックスを履いても
ゆるすぎれば効果がないし、きつすぎれば逆に足を圧迫しすぎて
血行が良くなるどころか悪化させてしまいます。
自分で履いてみて、気持ちいいぐらいの締め付け具合のものを使うように
しましょう。

そして、一番の効果を引き出すための使い方です!
それはむくんでしまう前に着圧ソックスを履くことです。
夕方今からお出かけしようというときに、むくんでしまったから
今日は着圧ソックスを履いていこう。という使い方ではあまり
効果が有りません。
着圧ソックスはむくみを予防するものですから、朝のまだ足がすっきりしている
内に履くことでむくませない足づくりをしてくれる効果があるのです。
むくんでしまう前に、朝から着圧ソックスを履いて行きましょう。

着圧ソックスの思わぬ落とし穴!その注意点とは?

先程も紹介したように、強ければ強いほど、圧力がかかって
シェイプアップ効果が期待できそうですが、それは間違いです。
血行を悪化させてしまう可能性があるので必ず自分にあった
サイズを選ぶようにしましょう。
そして、巻爪の人は要注意です!
つま先まで包み込んである靴下タイプの着圧ソックスは、
巻爪の患部を圧迫させてしまうので
悪化させてしまう可能性があるので気をつけてください。

あと、着圧ソックスを眠る時に履くのはやめましょう。
着圧をックスを履いて寝てしまうと、
足に溜まった熱をうまく分散できずに安眠が出来ず、
眠りを妨げる原因になるからです。

着圧ソックスを長持ちさせる保存・洗濯方法とは?

着圧ソックスは普通の洗濯物と一緒に洗ってしまうと
繊維が伸びてしまい、着圧力や効果が落ちてただの靴下になってしまいます。
大抵の着圧くつしたには「手洗い」「日陰干し」で
「漂白剤不可」となっています。強制乾燥(乾燥機やアイロン)も不可なので
長持ちさせたい人はちょっと面倒かもしれないですが実践してみてください。
以上着圧ソックスの効果と一番効率の良い使い方と注意点についてまとめてみました。
せっかく履くなら一番効果のある使い方をしたいですよね!
是非試して効果を実感してみてください。

 

日本着圧協会